名古屋からお越しのお二人と秋晴れが気持ちい縄文杉トレッキングへ出発。
この時期の縄文杉トレッキングのいいところは日の出とともに出発できること。
薄暗い森に光が差し込む瞬間が本当にきれいで、思わず何度も立ち止まって景色を眺めてしまいます。
差し込んだ朝日はスッポトライトライトのように木々を照らします。
朝早く起きてトレッキングしたご褒美。
至福の時間です。
森の中で可愛らしい赤いきのこのようなものが。
「ヤクシマツチトリモチ」と言う寄生植物。
葉緑素のない植物で、主に常緑広葉樹のクロバイやハイノキの根に寄生している。
根元のうろこのようなものが葉っぱの退化したもの。
自分で光合成をしないヤクシマツチトリモチは、
葉緑素を持たず光合成をしない(栄養を完全に寄主に頼る)完全寄生植物。
なんとも羨ましい寄生生活。
ヤッコソウやツチトリモチは絶滅を危惧されている種でもあるよう。
大切にしたい植物の1つです。
秋がどんどん深まる屋久島の森。
気持ち良い風が通り抜け、縄文杉が心地よさそうに見守ってくれています。
2018.10.11 福元やっくん