みなさん、あけましておめでとうございます!
今年の新年は台湾のゲストと2泊3日で縦走してました。大晦日まで天気が愚図つく予報だったので、元旦に宮之浦岳に登ることにして、白谷雲水峡から入山。
予報通り、30日終始雨。去年の屋久島を象徴するかのような先の見えない雨と曇天。去年は大雨災害、観光客の入れ込み数減少、町長選後に判明した当選した町長による旅費着服。1年通してさまざまな曇天が島を覆い、あちこちで憂いのため息がさらなる曇天をうみ、シトシトと雨を降らせているようでした。台湾でもたくさんの問題があるようで、世界に目を向けだしたら、もう息が、息が、、、。笑
原生的な森はこんなにも美しいのになんで人間が関わる世界はこんなにも、、、。
そんな話なんかもしながら、ポクポクとしっとり森歩き。2人とも写真好きだったのが救いでした。悪天の環境に心をもっていかれず、3人で夢中になって、美を見つけだす作業ができました(ポジティブでいられました)。
31日、低気圧が過ぎ猛烈な北西の風。里は晴れていたようですが、山は強風と濃霧で危険な状態。屋久島の危機的状況と悪天をこれまたダブらせてしまうのは、老けた証拠でしょう。笑
夕方、雨が上がり一瞬、日の光が。そして、元旦。悪天は去り夜空を見上げると満天の星。そして、ナイスな初日の出を無事拝むことができました。なんて、素敵なシナリオ。現実は映画より奇想天外ですね。だから自然遊びはやめられない。
雲ひとつない快晴の山の元旦は、けっこうめずらしいです。
そんなラッキーな好天に遭遇してしまうと、人はいっきにポジティブになってしまうもの。今年1年を小生、山の天気から占ってみました。
去年の憂は去り、今年は必ずいい年になる!!!
いやー、なんとも安易でチープなまとめになってしまいましたが(笑)、心よりみなさんのご多幸、島で願ってます。
今年もよろしくです。
追伸、心の声。
雪よ、どうか降ってください。
全く雪がなくて、これではたまりにたまった
邪気が真っ白に清められません。