宮之浦岳登山の登山道でそっと佇むコショウノキに出会いました。
幹は紫褐色。
葉は互生し長さ4~16㎝、幅1.5~4㎝の長い楕円形で毛がなくツルっとしていて枝先に集まってつきます。
枝先に頭状に花を4~12個つけ、花は香が強く花弁がありません。
萼(ガク)が白色、萼筒(ガクトウ)は長さ8~10㎜の筒状で肉質で厚く毛があります。先は4つに裂ける。裂片は卵状三角形、外面に細毛が密生する。雄しべ8個、雌しべ1個。
果実は8〜10mmの丸型で、秋に赤く熟すし有毒。
ジンチョウゲにそっくりですが、葉先がジンチョウゲより鋭く尖っていること、葉柄がジンチョウゲにはほとんどないに対し本種は明瞭に葉柄があること、若い枝がジンチョウゲは紫褐色であるに対し本種は灰緑色であることで区別できる。
名前の由来は果実が胡椒のように非常に辛いことからとされている
花言葉は熱中
半言葉を見習い僕も屋久島の植物に熱中します!!
コショウノキ(胡椒の木 学名:Daphne kiusiana Miq)
ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属(落葉小低木)
花期 1〜4月
分布 関東南部以南