雨降る森の中、チャボシライトソウについた雨の雫が綺麗でした。
草丈12~40cmの多年草。
シライトソウの小型種。
和名は、糸くずを束ねたような、花の姿からで、チャボとは小さいという意味。
葉は卵形~狭卵形、柄も含めての長さ2~8cmと小型。
花は花茎の先にややまばらにつき、花披片は白色~緑白色~帯紫色で、上方の3~4個の花被片は糸状で長さ9~15mm。
雄しべは6個、花糸は短く、葯はやや球形。子房は上位で球形、葯室は上方が合着し1室になる。
果実(蒴果)は長さ3~4mm。
チャボシライトソウ(矮鶏白糸草)
学名 Chionographis koidzumiana
ユリ科 シライトソウ属の多年草
絶滅危惧種Ⅱ類(VU)
分布 本州(愛知、和歌山県)、四国、九州