マンリョウ(万両)
冬に付ける光沢のある赤い果実と緑色のコントラストが美しくよく目立ちます。
「万両」というたくさんのお金を連想させる名前で、正月ようの縁起ものとして親しまれています。日本では江戸時代から栽培されていて多数の園芸品種が存在します。
赤い実が普通ですが白い実のシロミノマンリョウ、黄い実のキミノマンリョウなどの色が違う実もあります。また、葉に斑のはいるものや葉の形の変わったものなどが園芸種であります。
千両、百両(カラタチバナの別名)、十両(ヤブコウジの別名)、一両(アリドオシの別名)とお金(両)を連想させる名前の植物は、一の位から万の位までそろっていて、どの植物も秋~冬にかけて赤い実が付きます。
このうち3つを揃えて「千両・万両・有り通し(常にお金に困らない)」といった合わせの縁起物としてお正月に揃えられます。
マンリョウ(万両) 別名:タチバナ コウジ
ヤブコウジ科ヤブコウジ属
分布:関東から南