標高1500mのとある沢筋で松に出会う。あたりをくまなく探したが、他の松は見つけることはできなかった。1本でここまで巨木になった松。何マツだろう。
今まで屋久島の山で松に出会ったのは西部の照葉樹林帯のヤクタネゴヨウマツと、モッチョム岳ピーク付近の赤松だけ。あとは海岸部に点在する黒松ぐらい。
この松の葉は2本だから五葉松ではない。赤松の柔らかい松葉と違って黒松のようなしっかりとした松葉。樹皮も赤松とは思えない。ん〜彼の名は一体?
屋久島のことを知ろうと探検すればするほど、不思議はどんどん増えてゆく。生涯悟ることのできない島、屋久島から今日の不思議をお届けです。