ヒナノシャクジョウ(ヒナの錫杖)
林内の湿った落葉の間に生える葉緑素を持たない小さな腐生植物です。
仲間にはギンリョウソウ(銀竜草)などがいて菌類へ寄生し栄養を得て成長する。
全体的に白っぽく草丈は3~15cm程度で、花期には茎の頂部に2~6個程の小花を固まって付けます。
和名は「雛の錫杖」で、形が錫杖に似てごく小さいのでそう呼ばれているそうです。
全国に分布していますが、県によっては絶滅危惧種に指定されている所もある貴重な腐生植物です。
ヒナノシャクジョウ(姫の錫杖)
ヒナノシャクジョウ科 ヒナノシャクジョウ属
花期:8〜10月
分布:関東から西から・四国・九州・屋久島・沖縄本島