エゴノキ(別名チシャノキ
名前の由来は、果実を口に入れるとエグい(エゴい)味がするから。
北海道から沖縄まで幅広く分布。
今縄文杉コースで甘〜い香りがしたらこの花。
トロッコ道上では橋の上からエゴノキを望める場所があり、ちょうど花を下向きにつけるので可愛らしい花が間近で見えます。
ちなみに花を下向きにつけるのは、花粉を効率よく運んでくれる蜂を選び、脚力の弱いアブやハエをとまれないようにしているらしい。
エゴノキも虫や動物からの食害から身を守るためエゴサポニンという毒を果実(果皮に最も多い)に多く含んでる。これを先代の人は洗濯石鹸と利用したり魚の捕獲にも使ったそう。
※魚の捕獲に関してはそこまでの魚毒性はないのかなと言われてます
動物は足を使って外敵や天災から身を守る。植物は僕らのように足がないから自分を守るために子孫を残していくために自分自身で毒を作って外敵から身を守る。
植物はたってるだけじゃない。
僕らにはない能力がたくさんあって
知れば知るほど
僕は魅了されています。