キフシススホコリ
白谷雲水峡の森の中で、変形菌のキフシススホコリを発見しました。
変形菌はまたの名を粘菌とも呼びます。
菌でも動物でもない存在で、生活環境がいいとアメーバのように分裂して増え、動きながらやバクテリアを食べて生きますが、生活環境が悪くなると、アメーバであることをやめて動かなくなります。そして子実体を伸ばして、胞子を飛ばします。
生態系の中での役割は、動物遺骸などの分解が、一気に進みすぎないように調整する役割を果たしていて、いろいろな虫や動物に好まれる餌のようです。
動く菌なので今度は違う場所でないと会えないかも。
なかなか気まぐれな森の住人ですね!笑
キフシススホコリ
変形菌(粘菌)
モジホコリ科 ススホコリ属