登山道上で、ほぼ土に同化しているような、ニホンアカガエルに出会いました。
正直パッと見では、よく似ているヤクシマタゴガエルだと思っていたのですが、写真を改めて見て、ニホンアカガエルだとわかりました。
体長3〜7.5センチほどの小さなカエル。
目の周りに、金箔を塗ったような光沢が。
単独で生活し、普段は草むらや森林、平地、丘陵地などの地上で昆虫やクモなどを食料とします。
冬眠するけれど、暖かい時は真冬も活動するそうです。
産卵は他のカエルより早く、1月、時には12月から。産卵数は、500〜3000個ほど。
産卵場所は、水田や湿地。繁殖期が終わると再び斜面林の落ち葉などに潜り5月頃まで冬眠。
ニホンアカガエル/日本赤蛙
学名 Rana japonica
アカガエル科 アカガエル属
分布 日本固有種 本州から九州及び周辺離島に生息。