サンゴジュ (珊瑚樹) レンプクソウ科
関東地方南西部以西の温暖な地方に自生する、常緑の小高木。
夏から秋にかけて、赤く美しい楕円形の実をつけ、その実が、珊瑚の加工品の宝石珊瑚に似るところから、サンゴジュと名付けられたそうです。
厚く水分の多い葉や枝は、火をつけても切り口から泡を吹き燃えにくく、アワブキとの別名もある。
防火機能が高いとされ、火災の延焼防止用の防火樹としても、庭木や生垣に利用されるとのこと。
また魚毒植物でもあり、沖縄ではかつて毒流し漁にも使われたようです。
ムビラガイド 濱田 森