ヤクシマキイチゴの花が、ところどころでみられるようになりました。
上から見ると花は、葉の裏に隠れてあまり目立ちませんが、柔らかみのある白い花は、近くで良く見ると、可憐で可愛らしく、爽やかな感じです。
屋久島木苺(ヤクシマキイチゴ)は、バラ科キイチゴ属(ルブス属)の落葉低木で屋久島固有変種。
ルブス属は北半球を中心に数百種が分布すると言われます。
樹高は1メートルから2メートル。
枝や葉の柄には棘がある。
葉は卵形で5つに裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の裏面は、葉脈が赤味を帯びる。
葉の質は薄く、艶はない。
開花時期は3月〜4月。
花の色は白く、花径は2センチから3センチくらいの5弁花。
花後、オレンジ色の実がなり、熟すと甘くなります。
実のなる時期が楽しみです!
ヤクシマキイチゴ/屋久島木苺
バラ科 キイチゴ属
学名 Rubus palmatus var. yakumontanus
屋久島固有変種