ヤクシマダイモンジソウ(屋久島大文字草)
屋久島の固有種で、標高1000メートル以上の湿った岩の上に生える、団扇大文字草(ウチワダイモンジソウ)の品種の1つとされています。
屋久島には「ヤクシマダイモンジソウ」ともう1種類、屋久島の固有種の「ヒメウチワダイモンジソウ」があります。
↑↑↑ 毛が生えているのがヤクシマダイモンジソウの葉っぱ。↑↑↑
花はそっくりで見分けがつきませんが、葉の形に違いがあり、葉の基部がハート型ならヤクシマダイモンジソウ、くさび型ならヒメウチワダイモンジソウだそうです。
右下の葉がハート型なので今回の個体はヤクシマダイモンジソウだと思います。
花が似ていて葉っぱで判断するしかない2種のダイモンジソウですが高所に小さく咲いていてとてもかわいいお花です!
ヤクシマダイモンジソウ
ユキノシタ科 ユキノシタ属
分布:屋久島の固有種
花期:9月〜10月