縦走3連チャンの山旅を昨日終え、今日の午前は海でスノーケリング、午後からは川でサップをして、夏の忙しさが一旦一区切りしました。屋久島の夏は本当、山も海も川も素晴らしく、あっという間に7月8月が過ぎ去っていきます。毎年のことですが、忙しさを理由に、屋久島のリアルタイムの自然情報をほとんど発信できず、歯がゆい気持ちです。
今年の巡り合わせた仕事たちはサンライズの要望が多く、何度も奥岳に狙いにいくなかで、天気図を眺めては、山の天気を予想する作業が多い日々でした。屋久島の山岳の観天望気(自然現象や生物の行動の様子などから天気の変化を予測すること)の道は、東京生まれ東京育ちの僕にとっては、相当ハイレベルな分野ですが、面白くてたまらないです。
写真は9月2日13:00に登頂した宮之浦岳で撮影したもの。若きお医者さんたちと。
里の天気予報は晴れ。宮浦岳の天気予報も終日A。天気図の等圧線も緩く風も吹きそうもない予報。登山日和な1日になると予想しながら登山スタート。しかし、翁岳をこえるあたりから雲がわき始めて、宮之浦岳では時折青空が見える程度で、真っ白の世界。あまりに下界の天気が気になって、電話で確認したところ、里(安房)は予報通り晴れだった。標高の高い山だけ台風の影響を受けていたのだと思います。
下山前は、晴れ予報だった今日。台風15号が過ぎ去ってまた晴れが続くと思っていたけど、昨日下山すると、今日の予報は雨。秋雨前線が現れてた。予報通り、今日は雨のなかでガイド仕事。とても涼しい1日で秋の始まりを感じる1日。きっと、まだまだ暑い日はあるだろうけど、天気図を見ながら季節の変化を感じとる作業がとても楽しい、今日この頃です。