僕のガイド人生の中で最も天気に裏切られ過酷な登山をさせてしまった3年前の永田岳の山旅。
「もう、彼女たちはきっと屋久島にはこないだろうなあ。。。」
そんな思いを漠然と思ってしまうほど、風と雨のひどい、視界ゼロのトレッキングでした。が、しかし!
「永田岳のサンセットをどうしても見たい。」
と言う1本のメールが。とても嬉しく、とてもストレスのかかるリクエストだったけど、心配事は一切あたらず、とんでもない風景が待ってました。3年越しの彼女たちの思いに応えるかのように、屋久島の神さまが壮大はアートを描いてくれました。
現実はドラマより奇。
奇跡はいつもどこかで起きていて、この瞬間にも躍動の風景が僕の知らないどこかの地で、繰り広げられているんだろうなあ。