サンライズトレッキングは、朝日と夕日を山のいただきで浴びるトレッキングです。屋久島には無数と言っていいぐらいに山がありますが、南の島だけに低山の山頂は木に覆われていて、標高の高い奥の山まで行かないとなかなか展望はのぞめません。当店では以下の2つのコースが人気です。
あの山でも見てみたい!などリクエストがあれば他の山でもサポート可能です。お気軽にお問い合わせください。サンライズトレッキングの魅力を以下に記載していますので、ぜひ下までご覧ください。
黒味岳サンライズトレッキング
上の写真は2014年Nature’s Best Photography Japan「自然と人」部門の優秀賞に選ばれた作品です。この1枚の写真から当店のサンライズトレッキングのリクエストが増え、何度となく黒味岳に旅人さんと足を運び、経験を蓄積させてきた当店おすすめ屋久島トレッキングです...
三岳サンライズトレッキング
屋久島の有名な芋焼酎「三岳」。その3つのお山は、宮之浦岳、永田岳、黒味岳の三山と言われています。その3つの山の頂で日の出、朝日や夕日をねらう旅「三岳サンライズトレッキング」。当店一押しの2泊3日の縦走です。3泊にするとなお感動的で、縄文杉や白谷雲水峡にいかなくても、最幸の時間を過ごせることをお約束します。もちろん夜は、三岳で乾杯! ...
ではでは、これからお山の上で太陽の光を浴びる魅力を力説したいと思います。
親に連れられ 5歳の時行った富士山。高山病の苦しみがトラウマとなって海男として育ったのだけれど、インドの最北で出会った西ヒマラヤのカラコルム山脈で山の壮大さに心奪われて以来、すっかり山好きになってしまいました。その後 たくさんの個性的な山男&山ガールたちに出会ってきました。彼らもまた何かが「キッカケ」で病的に山を愛するようになったわけですが、みんなに共通している特徴は、ポジティブで幸せそう。そして山は辛いのになぜか楽しそう。
特に山のピークで朝日に遭遇したときは夕日以上に そのモードになっちゃう人が多いのはなぜだろう。みんな麻薬をやっているみたいだ・・・。科学的思想がまだない古代より、太陽を神として崇める民が地球上にはたくさん存在したと言われています。最近の科学の世界では 朝日を浴びると脳内に3つの物質が分泌されることがわかっています。
セロトニン ドーパミン アドレナリン
セロトニンは喜びや不安などの神経伝達物質をコントロールする作用があるホルモンで、セロトニンが不足するとマイナス思考に陥りやすい&鬱状態になる&暴力的になってしまうなど精神に支障をきたすことが知られているそうです。
ドーパミンは快感物質とよばれていて、ドーパミンが増えると快楽を感じるだけでな元気になったり脳の働きが向上し、ナイスなアイデアがひらめきやすくなるみたいです。また、仕事の能率が上がるとも言われているようです。
アドレナリンの主な働きは 心拍数や血圧を上げる役割があるそうです。そのためアドレナリンの分泌が不足すると心拍数の低下や血圧の低下を引き起こし元気がなくなってしまいます。また、「恐怖」を感じることでアドレナリンは多く分泌されるそうです。死を予感させる大洪水や豪雨、絶壁に立った人々がみるみる生き生きしだすのは、アドレナリンによるものかもしれません。アドレナリンが脳に到達すると副作用としてドーパミン、ノルアドレナリン、エンドルフィンの3つの物質が分泌されるそうです。
ドーパミンは先に書いた効果をもたらします。またコカインをやったときにもでてくるそうです。ノルアドレナリンはスピード(覚せい剤)みたいな効果が。エンドルフィンにはモルヒネみたいに痛みを和らげる効果があることがわかっています。
朝日を見た人の体内ではたくさんの物質が出て体に変化をもたらしてるんですね。
心も体も元気になっていく太陽礼拝。無料オプションでゴージャスな星空観察もついちゃうサンライズトレッキング。屋久島の星空はすごいですよ。アペルイの旅では太陽と星に思いを馳せる時間を大切に大切にしています。
ヤマンチュー(山中毒)は逮捕される心配はまったくないので、たっぷり太陽光浴びて幸せになっちゃいましょう~笑
朝日を見た後の食後の朝寝もサンライズトレッキングの醍醐味。これが最幸に気持ちいいんです。