白谷雲水峡トレッキング中に可愛らしい花を見つけました。
白色の花びらと、花柱のピンク色が特徴的で可愛らしい花。
名前は、ホソバハグマ。
屋久島の固有種で、9~10月
標高200m以上の沢の岩上や水しぶきのかかる場所に生育しています。
このホソバハグマは屋久島の固有種なのですが、沢沿いの環境に適応するために葉っぱが細く流線型になっているのが大きな特徴。
水の抵抗を少なくする薄い葉っぱや、しなやかな茎と強靭な根をもつことで、増水すると水をかぶってしまうような沢沿いでも生きていけるようになっているんです。
小さくてかわいらしい見た目をしてますが、じつはたくましい植物なんですね。
2018.10.13 福元やっくん