今回は東京からのお二人と白谷雲水峡のトレッキング!
渡渉地点で、ヤクザルの群れに遭遇。
背中に子猿を背負った猿も含めて20匹ほどの群れがゆっくりと、上流から降りてきて、気がつくと、お客さんのすぐ後ろに静かに座っていたりしました。
ヤクザルに出会うと、いつも感心するのが、木登りの上手さ!
僕も以前庭師をしていて、よく木に登っていたので、彼らの木の上での絶妙なバランス感覚には脱帽します。
あんな風に木に登れたら、楽しいだろうなぁ。
途中雨も降り、キノコが潤って、輝いています!
コケの中にヤクシマスミレの小さな花が咲いていました。
ヤクシマスミレ スミレ科 スミレ属
スミレ属は世界の温帯に400種あり、日本には約50種生息。
ヤクシマと名前が付いていますが、奄美、徳之島、沖縄本島にも分布。
スミレの仲間は、有毒成分がなく、新芽や若葉をゆでて漬物、和え物、汁の具、酢の物などにして食べられるとのこと。
地下茎はすりおろすと「とろろ」のようになり、卵などに加えて「スミレとろろ」にすると、素朴でさわやかな風味があるそうです。
「スミレとろろ」一度食べてみたいです!
ヤクザルもスミレを食べるのかなぁ?
ムビラガイド 濱田 森