秋の陽光と澄んだ空気感がたまらなく気持ち良い白谷雲水峡をトレッキング！
今回のトレッキングは娘さんからご両親へのプレゼントとのこと。
素晴らしいなあ！
ご両親への感謝の気持ちや、愛を感じました。
太鼓岩からの眺めに、お父さんは「大満足！」と、嬉しい一言。
帰路、ご家族の思い出の１つになればと思い、森の中でムビラを奏でました。
沢の音とムビラのやわらかな音色が、混ざり合って静かな森に響きます。
憩いの大岩と呼ばれる、花崗岩の大岩の手前で、とてもキレイなナミハンミョウが、踏まれてしまったのか、横たわっていました。
ナミハンミョウ Cicindela japonica オサムシ科 ハンミョウ属
タマムシと並んで、日本に生息する最も美しいとされる体調２センチ程の甲虫。
ハンミョウ（斑猫）という和名は、獲物に襲いかかり鋭い大アゴでとらえる姿がまるで猫のように見えることに由来し、英名では、タイガービートルと呼ばれます。
サーモグラフィーの様に鮮やかな模様は、炎天下による体温の上昇を避け、太陽光を反射するためではないかと考えられるそうです。
人が近づくと、数メートル程飛んで着地して振り返る動作を繰り返すことから、「ミチシルベ」「ミチオシエ」との別名もあります。
甲虫独特の硬い体と巨大なアゴがあり、なおかつ俊敏性がずば抜けていることから、最強の昆虫という説も！
アフリカに生息する世界最大の「オオエンマハンミョウ」は６センチ近くもの大きさで、時にはネズミなどの小動物さえも捕らえて食べてしまうそうです。
今度は元気に動いている姿を見てみたいな。
ムビラガイド 濱田 森
