
今回は、縄文杉トレッキングの予定でしたが、前日からの大雨洪水警報が解除されず、やむなく予定を変更。
大川の滝、西部林道、白谷雲水峡を巡ることに。
縄文杉へ行くことが叶わず、消沈気味だったお二人も、落差88メートルで、水量を増した大川の滝の大迫力で、一気に元気になって、満面の笑顔が見られました!

西部林道では、たくさんのヤクシカに遭遇しましたが、このシカが、その中でも特別可愛いかったと、全員一致!

ヤクザルの群れも、何度も見ることができましたが、やはり木の上での彼らの動きには見入ってしまいます。
子ザルが、たまらなくカワイイ!

警報が解除されたのを確認して、よろこび勇んで、白谷雲水峡へ!
みずみずしい、苔の森をゆっくりと、トレッキング。
ホウライスギゴケの雫に光が反射し、輝いていました。
ホウライスギゴケ スギゴケ科 Pogonatum cirratum subs,fuscatum
主に本州中部以西から、九州に分布する高さ10センチほどのコケ。
乾燥すると、葉がゆるく巻縮し、葉裏に光沢が出る。
学名の「Pongon」とは、ギリシャ語でヒゲの意で、胞子が入っている蒴(さく)のフタのような帽(ぼう)という部位に毛が生えているところから来ているそうです。
小さな杉の葉に似た、屋久島で、多く見られるコケの一種です。

縄文杉には残念ながら会えませんでしたが、屋久島の魅力に触れる濃厚な1日となったのではないでしょうか。
今度はぜひ、縄文杉にも!
ムビラガイド 濱田 森