前日縄文杉に会いに行ったお二人と、引き続き今回は白谷雲水峡トレッキング!
雨で潤った森は、みずみずしく、苔の緑が映えます。
昨日のトレッキングで、ちょっと身体が痛いけれど、森の光景に力をもらい、お二人とも素敵な笑顔!
屋久杉も光を受けて、グッと存在感が!
木漏れ日がスポットライトのように森を照らします。
登山道わきの斜面にヒバカリが!
ヒバカリ ナミヘビ科 ヒバカリ属
北海道から九州にかけて広く生息する、体長40〜60センチ程の日本では特に小型のヘビ。
「簿明簿暮性」という、明け方と、薄暮れの時間帯に活発になる傾向。
雨の日や、薄暗い日は、日中も活動するそうです。
魚類や、カエル、ミミズなどを食べ、
水辺を好み、泳ぎが上手で、ドジョウと見間違うこともあるとのこと。
長い間潜水して、獲物を追うことも!
名前の由来は、無毒種ですが、かつては毒ヘビとみなされ、『噛まれたら、その日ばかりの命。』と考えられていたことからと言われます。
由来に反して、ヒバカリは性格も温和なヘビと言われますが、追い詰められたりすると、威嚇したり、噛むこともあるそうです。
小顔で、目がクリッとして、可愛らしいヘビですね。
ちょっと目を離した隙に、あっという間に隠れてしまいましたが、
泳いでいるところもいつか見てみたいなぁ。
この日、苔むす森に着くと、ちょうど光が差し、わずかな霧雨が降り、とても美しく、祝福を受けているようでした。
旅の終わりに、2日間ハードな天候の中でも、いつも笑顔でいてくれたお二人に、感謝の気持ちを込めて、鳥の声や沢音とともに、ムビラを奏でました。
ムビラガイド 濱田 森