
今回は、台湾のお二人と太鼓岩を目指します!

山道も輝いて嬉しくなります!

花崗岩の中にある鉱物の結晶、正長石(せいちょうせき)に、目を見張っています。

小さなコケたちが、木々の芽生えのベースになっているんですね。

太鼓岩の眺めに笑みの溢れるお二人。

白骨樹と青空のコントラストが絶妙でした。

この日は、山よりもむしろ、雲の動きに目がいってしまいました。

山上の雲の動きはとても早く、みるみるうちに、山が雲に覆われていきます。

地元の中学生一行の写真を頼まれて撮影すると、お返しに僕らも撮ってくれました!

ずっと森の中を歩いていて、明るく澄んだ川を見ると、ホッとして心が和みます。

小さな滝にちょうど光があたり、たまらなくキレイでした!
川のほとりの花崗岩の上に、ミヤマシキミの赤い実がなっていました。
ミヤマシキミ(深山樒)Skimmia japonica ミカン科 ミヤマシキミ属
関東以西から九州、屋久島までの山地に見られる常緑低木。
正月の飾り花として使われ、実は1センチ程でマンリョウよりも大きく、億両とも呼ばれます。
葉をちぎるとミカンのような香りがしますが、葉や実には、有毒成分アルカロイドのシキミアニンを含み、誤食すると、痙攣、血圧低下、心筋麻痺などを引き起こすとされます。
ミヤマシキミは、山奥に生え、葉のつき方や、葉がシキミに似た木という意味ですが、実際シキミよりも、低い山に多く、葉はより大きく、シキミはミカン科で、異なる植物です。
シキミの実も猛毒ですが、シキミも葉の香りとは裏腹に注意が必要な木の実ですね。
ムビラガイド 濱田 森 Takashi Hamada