24節季の8/7の立秋を過ぎ、8/24から処暑に入りました。
処暑とは、暑さが終わること。
まだまだ暑い日が続いていますが、季節は着実に秋に向かっているようです。
同じ場所を案内していると季節の違いを感じられるのもガイドの特権。
山の上では、肌の感覚でも森の様子でも秋の気配を感じます。
秋の気配を感じる一つがきのこたち。
足元を見ているとところどころに小さなきのこたちが顔を出します。
木の子どもだからきのこ。
可愛らしい姿から本当に木のあかちゃんのように感じます。
葉っぱからでくるきのこも。
まるできのこの森を作っているようでした。
夢中で歩いていると気づかないきのこたち。
足元のきのこたちがまるで森をつくっているような感覚。
秋の訪れを教えてくれるきのこの森でした。
豆知識
実は、きのこの発生率を調べると7~8月が多いよう。
夏のほうがキノコが多いのに
「なぜ、キノコと言えば秋と言われているのでしょうか?」
それを解く鍵はよく質問されるこの言葉にあります。
「このキノコって食べられるのですか?」
「キノコ=食べるもの」
秋はマツタケ、コウタケ、ナメコなど優秀な食菌があります。
夏のきのこより秋の食べられるきのこのほうが多いことから、秋=きのこのイメージがついたようです。
実は、夏~秋のきのこと言ってもいいのかもしれませんね。
2018.8.31 福元やっくん