
雨の森を縄文杉まで、優しくあたたかいお二人とトレッキングしてきました!

花崗岩で形成される屋久島の山は、雨が降ると、一気に沢に水が集まり、増水の勢いがすごくダイナミックです!

縄文杉までは、ほとんど雨でしたが、時折、雲のまにまに空が見える事も。

僕らは、雨にも翻弄されたりしますが、屋久杉はどんな天候にも耐え1000年以上ずっとここにいるんですね。

登山道の脇にツチトリモチの赤色が際立って見えました。
ツチトリモチ(土鳥黐)ツチトリモチ科 ツチトリモチ属
日本固有種、本州(紀伊半島)から、四国、九州、南西諸島、(種子島〜口永良部島)までの山地の林内に生息。
花茎6〜12センチ、多年生の寄生植物。
楕円形の花序は、ヤマモモの実を大きくしたよう。
一見キノコにも似ていますが、菌類ではなく、クロキやハイノキなどの根に寄生し、葉緑素を持たない植物。
和名のツチトリモチは、根茎から鳥黐をとったことにちなむとのこと。
子供の頃、この根をすりつぶして、木の根につけて、鳥黐として使い、スズメを捕まえ、焼いて食べたりしていた人もいるそうです。
ムビラガイド 濱田 森