GWの賑わいが嘘のような静かな森を堪能してきました。
白谷雲水狭では、屋久島には他にお客さんが来ていないのじゃないかと思うぐらい、人に出会うことが少ない旅でした。
人の気配を感じない森は本当に神秘的で、木々の気配や鳥のさえずりなどを敏感に感じます。
最高に贅沢な時間。
さらに縄文杉に一泊することで、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
縄文杉を貸し切りで満喫することができたのも1泊2日ガイドならではの特権です。
今回は白谷雲水狭から入山と下山。
白谷雲水狭を2回も満喫できる贅沢な時間。
それと太鼓岩を2回楽しむことができたのも最高でした。
特に、初日の太鼓岩はガスっていて真っ白な世界。
景色が見れず残念だと思っていましたが、2回目の太鼓岩はばっちりの展望!
ガスが晴れて絶景を楽しむことができました。
1回目に見ることができなかったところからの絶景の嬉しさは、本当に感動です。
これも1泊2日だからこその特権。
やっぱり山は泊が最高ですね。
今日の植物
立浪草(タツナミソウ)
白谷雲水狭などに群生して咲く花の咲き方が独特な紫の花。
本州の東北地方南部~九州にかけて分布し、台湾や朝鮮、中国などにも生息している多年草。
タツナミソウを漢字で書くと、「立浪草」となります。
和名の由来は「立浪草」で、花の咲き方と模様が「泡立つ波」を連想させるから。
実際に間近に迫って正面から眺めてみると、波が寄せてくるような雰囲気を感じさせてくれる花です。
2017年5月16日
アペルイガイド福元やっくん