「明日は1日雨の予報で、高い山へ行く道は通行止めになってしまっています。どうします?」
「縄文杉はいつでも見れるけど、南の島の雪はなかなか見れないので、雪を見に行きましょう!」
「・・・。中止にしようっていうだろうなと思ったんだけどなあ・・・」
そんなやる気満々の旅人さんと雪を求めて行ってきました。2月10日。低気圧の通過にともなって気温が緩るみ白谷雲水峡登山口で気温5℃ほど。雪も緩みだしていました。1日雨が降る中、スノートレッキングしたのは生まれて初めて。ぬるい雨に打たれながら雪を踏みしめる感覚がとても気持ちよかったです。お弁当を食べ終わる13:00頃には気温は10℃まで上がっていました。
今回は普段、バスツアーでよく使われる白谷雲水峡の定番コースの、みなさんがよく知っているスポットを写真で紹介したいと思います。苔が雪で覆われ緑から白の世界に変わった白谷雲水峡をご覧ください。
登山口で40cmほど。もうだいぶ溶けている感じだったので、降り終わりは70cmぐらい積もってたんじゃないかあ。こんなに白谷が積もるなら、毎年島外に雪を求める必要がなくなっちゃいますね。いや〜今年は素晴らしい!3人の表情が言葉より上手く表現してくれました。
出発してすぐの「いこいの大岩」です。
いこいの大岩を上りきったところの小さな滝のある沢です。
雪の飛竜落としの滝の上部。
飛竜落としの滝〜さつき吊り橋の沢。
飛竜落としの滝〜さつき吊り橋の区間にある苔に覆われた斜面。
さつき吊り橋の積雪は20cmほど。滑ると足が橋の外に容易に出てしまうので、要注意でした。
さつき吊り橋より。
今回はゆったりまったりのスノートレッキング。名前通りの白い白谷雲水峡の沢はもちろん美しかったですが、南の島ならではの常緑樹に覆われた森の緑と林床の積雪のコントラストもまたグッとくる感動をもたらしてくれ、1日ニヤニヤのトレッキングでした。冬の屋久島も素敵ですよー。