苔を愛でる旅。
この言葉がぴったりなお2人と一緒に縄文杉への1泊2日の旅を楽しんできました。
コケの魅力の1つまずは、触り心地。
ふわふわ、もふもふの苔を探しては、「あれは気持ちよさそう!」と感触を楽しいでいました。
1日目は晴れ。2日目が雨の旅。
1日目で見たコケよりさらに2日目の苔が緑で美しい。
コケの魅力その2。雨に濡れたエメラルド色の苔。
写真をとっては、コケをさらり、写真、コケ、写真・・・・。
その姿は、まさに苔を愛でていました。
最後の感想に
「縄文杉も素晴らしいですが、その途中の白谷雲水狭が素敵でした。」
とコメントをお2人からいただきました。
縄文杉の道中の森も素晴らしい。
それを感じてもらえただけでガイド冥利に尽きるなと幸せを感じた瞬間でした。
今日の植物
「チャボシライトソウ(矮鶏白糸草)」
大株歩道沿いにチャボシライトソウが咲き乱れています。
多年草で、愛知・紀伊半島・四国・九州の限られた場所に成育しています。
屋久島では標高500mあたりから出現します。
名前の「チャボ」というのは、鶏のチャボ(矮鶏)のことで小型の「シライトソウ」ということを意味しています。
独特な花の形が面白い花。
シライトソウという名前も、この糸のような花の様子からつけられました。
名前の由来は、白い糸のような花からシライトソウと呼ばれ、さらにシライトソウより小さいという意味でチャボがついています。
鹿児島県の絶滅危惧Ⅱ類(VU)に登録されています。
2018.5.23
アペルイガイド 福元やっくん