今回は、2組5名のパーティーで、縄文杉への旅へ。
そのうち1組のファミリーには、小学4年生の女の子も!
行きのトロッコ道では、単調な道にすぐに飽きてしまいましたが、本格的な登山道になると、俄然生き生きとして、アスレチックのように楽しんでいました。
そして、ヤクザルの群れやヤクシカの牡鹿を、間近でじっくり見るチャンスもあり、木々や花々、木の実、苔、キノコなど森の生き物の不思議に沢山触れる旅となりました。
一人元気な女の子が一緒にいるだけで、とても明るく、ちょっとしたことで、笑いが生まれ、とても良い雰囲気になり、子供ってすごいな!とつくづく思いました。
帰路、登山道の脇にひっそりと線香花火のような、「ヤクシマカラマツ」の白い花が咲いていました。
ヤクシマカラマツ (屋久島唐松) キンポウゲ科
草丈10〜15センチ程の多年草。
控えめで、1センチ程の白く小さな花を咲かせる、屋久島の固有変種。
花がカラマツの葉のつき方に似ることから、カラマツという名がついたそうです。
小4の女の子は、途中「足かっくんされたみたいになっちゃった。」といいながら、後半は辛そうでしたが、しっかり最後まで長時間の道のりを歩き通しました。
家族の絆、家族愛を側で見せてもらった1日でもありました。
いつか、また屋久島に遊びに来てくれるかな。
ムビラガイド 濱田 森