今回は8名の方々とのトレッキング!
清々しい空気感と、森の美しい風景に力をもらいなが進みます!
もう泳ぐには水が冷たすぎるけど、足をつけるだけで、大分リフレッシュできるんです!
以前にも写真をアップしましたが、今回見たムラサキミミカキグサの花がとてもキレイだったので再度アップします!
ムラサキミミカキグサ 紫耳掻草 Utricularia yakusimensis タヌキモ科 タヌキモ属
可憐な花と繊細なフォルムを持つ食虫植物ウトリクラリアこと、ムラサキミミカキグサ。
とても小さく儚げな植物で、湿地の水に浸かるような場所に生息しています。
食虫植物、というと虫ばかりを食べるようなイメージですが、メインディッシュは光合成!
では、なぜ虫を食べる必要があるのでしょうか?
食虫植物は、根から窒素やリンなどの栄養分を吸収しにくい場所や、これらの養分が少ない痩せた土地に根を張るものが多く、根からの養分が期待できない環境にいることが多いそう。
そして、彼らは他の種の植物との競合を避け、こんな条件の悪い場所を選んだのかもしれないと言われています。
光合成だけでも生きていくことは出来ますが、実を実らせ多くの繁殖をするためには、窒素やリンなどの栄養分は不可欠。
そこで、捕虫することで栄養分を虫の体の成分から合成し、不足した栄養を補おうとしたと考えられるそうです。
食虫植物、というと何となく不気味なイメージがありますが、実は逆境に負けないたくましさを持ち、みんなが嫌がる場所で生きようと頑張っている健気な植物なんですね!
ムビラガイド 濱田 森