東京からお越しいただいた仲良し3人組と縄文杉トレッキングへ。
今回も秋の紅葉が気持ちいい時間。
特に緑の中に映える赤。
紅葉にばかり目がいきがちですが、こんな赤も森の中で見つけました。
美味しそうでもあり、毒々しくもある実。
その名も「マムシグサ」
シュウ酸カルシウムを含み、食べると大変なことになります。
マムシグサは調べれば調べるほど面白い植物。
下の芋(塊茎)に栄養を蓄える多年草で雌雄異株。
種子から発芽したマムシグサは、一定の大きさになるまで何年間かは葉だけで、花をつけられないそう。
ある程度塊茎が大きくなってくると、まず雄花をつけ、さらに何年かして十分塊茎に栄養をため込んだ後は雌花をつけることができます。
一度雌株になった株でも雄株に戻ることもあり、栄養状態によって雄雌が分かれるいわゆる性転換植物なのだそうです。
秋の森に映える赤い植物たち。
皆さんも秋の赤を探してみてはいかがでしょうか?
福元やっくん