黒味岳山頂直下に生きるメギ(目木)
東北地方南部以南から分布しているメギ。屋久島では1700m付近のきつい登りを下を見ながら黙々と歩いている時に出会うことが多いです。
昔、僕らの先祖はメギの茎を煎じて洗眼薬として利用していたそうです。だから「目」木。わかりやすっ。別名はコトリトマラズ(小鳥止まらず)。鳥が止まれない棘がたくさんあるからでしょうか。これまた、分かりやすい。一度知ったら忘れられないネイミングです。
トゲトゲの攻撃的な容姿とは対照的に、とても可愛い花をこの時期咲かせます。黒味岳の魅力の一つになってます。