ニホンマムシ
ニホンマムシの特徴は、身体に小判型の斑紋模様が並んでいることで、頭が三角形になっているともよく言われますが、他のヘビも威嚇する時は頭を三角形に変形させるので、模様で見分けるのが一番良い方法だと思います。
マムシに噛まれるとすぐに死んでしまいそうなイメージがありますが、致死率は高くありません。噛まれたたらまず落ち着きついて慌てずに病院へ向かいましょう。現場での応急処置は咬み傷周辺を強く押して毒を絞りだすぐらいにして、口で毒を吸うこととや咬まれた場所を縛ること傷口を開いて毒を出すのは、意味が無かったり余計に悪化させてしまう可能性もありますのでやめましょう。
毒を持つマムシですが性格はとても臆病で、こちらから近づかなければ積極的に噛みつくことはありません。
繁殖の方法が面白い蛇で卵胎生といわれる方法をとっています。
卵胎生はお腹の中で卵を孵し子供を産む方法で、見た感じだと卵ではなく子供を産むヘビになります。
夏の終わり〜秋にかけて約10尾の子供を産むそうです。
植物にはマムシグサという植物があり屋久島でもよく生えていて、茎のまだら模様がマムシによく似ています。
マムシは美味しいという話をよく聞きます。僕はアオダイショウは食べたことがありますが、骨が固くて太くあまり美味しくはありませんでした。
マムシは骨も細めで、骨も炙って食べれば美味しいつまみになるらしいです。いつか機会があれば食べてみたいと思います!!
ニホンマムシ
学名:Gloydius blomhoffii
クサリヘビ科 マムシ属
分布:日本