コスギゴケ
やや乾燥する日当たりは少しある程度の場所に育ち、森林の中に育つことは少ない。採取すると群落はバラバラに別れる。コスギゴケの群落は、長期間に渡って存続することは少なく、やがて他のコケが優勢となって消滅する。新鮮な土壌の上に生育することを好み、有機物を含む土壌では育ちにくい。
山道の切り立った法面に生育していることが多く、山歩きの途中に出会うコケとしてはなじみ深い。
茎は高さ1~5cmほどで、乾くと葉は強く巻く。
秋から冬にかけ、雌株からは長さ1~3cmの柄を持った胞子体を作る。
コスギゴケ
スギゴケ科 ニワスギゴケ属
分布:日本全国