写真のお母さん、クリスティーはカヤックは初体験。
でも、ちょっとすると、とても上手に漕いでいます!
聞いてみるとカヌーは漕いだことがあるそう。
「カヌーはシングルパドルがだから漕ぎ方がちょっと違うのね!」とのこと。
息子のリオも終始楽しそうで、見ているこちらも嬉しくなるような、素晴らしい笑顔をたくさん見せてくれました!
「日本はすごくクリーン、食べ物も美味しく、赤ちゃんや、こどもにとてもフレンドリー。」
とも話してくれました。
屋久島では外国の人から、こんな話しをよく聞くのですが、嬉しい気持ちと同時に、
そう感じてくれた人の意識が変化して自分の国で、良いと感じたことを少しづつでも真似してくれたらなと願うような気持ちにもなったりします。
川の中州にエゴノキのツルツルして可愛い実がなっていました。
エゴノキ エゴノキ科 エゴノキ属
北海道から沖縄まで日本全国に分布する落葉高木。
傘の柄に使われたことから「ロクロギ」と呼ばれたり、将棋の駒を作る木材として利用されてきたそうです。
卵球形の実の皮には、「エゴサポニン」という有毒物質を含み、噛むと苦みがあることから、「エグい」という言葉がなまり「エゴノキ」となったとも言われます。
「エゴサポニン」には、水に溶けると石鹸のように泡立つ性質があり、実を石鹸代わりや、シャボン水に利用したそうです。
しかし、「エゴサポニン」が体内に入ると、赤血球が破壊され、蕁麻疹や胃粘膜の炎症などを引き起こす恐れがあり食用出来ないとのこと。
実は食べられないとされていますが、ヤマガラという屋久島でもよく出会うシジュウカラの仲間の鳥は、この実の種が好物で、くちばしで根気よくつつき続け、たねの中身を食べるそうです。
いつか、エゴノキの実でシャボン水を作ってこどもと遊んでみたいな!
ムビラガイド 濱田 森
「日本はとてもクリーンで、食べ物も美味しく、赤ちゃんや子供にとてもフレンドリー。」