川面を、ヨシガモ、カイツブリ、オオバンなどの水鳥がスイーッと泳いでいるのどかな風景の中、カヤックで静かに上流へ向かいます!
もう11月ですが、そよ風が心地よく、日差しが暖かで、あー爽やか!
一人旅の後ろ姿には、哀愁を感じますね。さざ波がキラキラしてなんともいえない良い感じです!
パドルで水を切る、パシャンという小さな音と鳥のさえずりを聴きながら、独特の浮遊感でスーッと、静かに進むのがカヤックの心地良さでもあります!
花崗岩の隙間にカンツワブキの鮮やかな黄色い花が、ひっそりと咲いていました。
カンツワブキ (寒艶蕗) Farfugium hiberniflorum キク科 ツワブキ属
ツワブキの近縁種で、種子島と屋久島だけに生える固有種。
小型で、葉先が尖り、葉のまわりはギザギザ、花期は10〜12月頃で、渓流の湿った岩場などに主に見られます。
海岸に近い林内から、標高1000メートルくらいの林内にも生息する常緑の多年草。
花の少ない今の時期、生命力を感じる黄色い花に、元氣をもらった氣がします!
ムビラガイド 濱田 森