今回は、台風7号と8号の合間の1日、キノコマニアでコケも大好きなお二人と足元に広がる小さな世界から、縄文杉の巨樹の世界まで隅々を堪能する濃い旅となりました。
連日の雨後の森はみずみずしく潤っていて、様々な表情を見せてくれました。
タマゴタケ テングタケ科
見た目が毒キノコのようですが、実は食べられる美味しいキノコ。
しかし、外見が毒キノコのベニテングダケにも似ている為、誤食の注意が特に必要な美しいキノコです。
キノコが一方的に栄養をもらっているようなイメージですが、実際には互いに栄養のやり取りがあり、地中の菌糸が豊かな土壌と、そうでない土壌では樹木の成長速度が違うという実験結果もあるとのこと。
キノコは動植物を分解するだけでなく、植物の成長を助けたり、動物の食料となったり、屋久島の森とも深く繋がっているんですね。
ムビラガイド 濱田 森