12月11日は久しぶりにのんびりトレイルランニングをしてきました。
今回走った『鬼ケ岳』は福井県越前市にある山で昔は丹生ヶ岳とも呼ばれていた山で、名の通り白い女の鬼が山に棲みつき通行人や街の人々を襲っていたが、街の若者たちが日野川の橋で退治したときに、山の名前も鬼ヶ岳に変わったといういわれがある山です。
鬼ケ岳→西鬼ケ岳→奥鬼→蛇ケ岳→大虫の滝の10kmぐるっと走ってきました!
登山口はまだ紅葉が残っていて鮮やかです。
鬼ケ岳までは急登をひたすら進みます!ふと振り返ると白山がくっきり。
鬼ケ岳山頂へ到着!なかなか登りがいのある山でした!
山頂からの越前市の景色。さすが米どころ福井県、田んぼがたくさんです。
すぐ近くの西鬼ケ岳へ。敦賀半島が一望できます。
敦賀半島に西方ケ岳と栄螺ケ岳(さがえがたけ)という山がありそこを縦走するのもおすすめです!
登山道の中の森、屋久島の森にはないブナやナツツバキ(別名:シャラの木)もちらほら、低山ならではの杉の植林もたくさんの森でした。
ここらから時間がせまり軽くペースアップ!
軽めのアップダウンを経て奥鬼へ到着。
急登をハーハーしながら登ると蛇ケ岳頂上へ
この蛇ケ岳にはこんな伝説があります!
むかし、蛇ケ岳のみそろが池に大蛇が住んでいた。時々百姓に害をするので、地頭が親右衛門という青年に退治するように命じた。彼は武生の宮川平右エ門という鍛冶屋に左右両鎌を打たせこれをもって大蛇退治に出かけた。
すると池の中から美しいおと姫が、お盆に黄金をもって現れ命乞いをした。「そんなものはいらぬ、本身を現せ。」と言われると、ただちに恐ろしい大蛇に変わり、親右衛門を一のみにしようと口を開けた。鎌を両手に大蛇を切りついに退治することができた。
このとき、河内川は大蛇の血でまっ赤になって流れたという。
親右衛門はその功績で、豪族の稲井田弥三兵衛から青田八反歩をもらった。しかし大蛇の呪いは幾代もたたったそうで、安政三年(1856)ころ松原九右エ門が四国西国八十八ケ所を巡り、その砂を持ち帰りこの山頂を清め、小宇(しょうう)を建てて弘法大師と八十八体の仏像を祀った。(宮崎村の伝説より)
石像がたくさん安置してある弘法大師堂。
みそろが池
池への道標の石柱。指の矢印が味があります!
獅子が滝。別名:大虫滝。
滝らしくお不動産が祀られていました!
最後は駐車場までロードをランニングでゴールでした。
福井はいろんなところに石像があり面白い景色が見れました。